Kling 4.0 がいちばん得意なのは、平易で具体的な文章です。何が見えて、カメラがどう動き、何が聞こえるか。音は必ず映像と一緒に生成されるので、良いプロンプトには音のことも書きます。このガイドは Kuaishou 公式の Kling 4.0 ユーザーガイドの構成に沿い、このサイト特有の使い方を加えています。
まずは一文から
Kling 4.0 は短いプロンプトを自分で膨らませます。「AI について愚痴をこぼすおじいさん」は公式ガイドに載っている実例で、演出もカメラワークもある 1 シーンができあがります。アイデアを探すときはここから始めましょう。
作りたいものが決まっているなら、結果を変える細部だけを足します。カメラ、タイミング、音、そして変えてはいけないもの。形容詞を並べても効果はありません。
長めのプロンプトの構成
公式ガイドは 4 つのブロックを勧めています。必要なものだけ使えば OK です。
[参考素材] @Image1 は ___。その ___ を保つ。@Video1 の ___ を参考にする。
[全体設定] 場所と質感 ___、映像スタイル ___、カメラの雰囲気 ___。
[展開] 0〜X 秒:___(映像 + 動き + 感情)
X〜Y 秒:___(カメラの動き + 追加の細部)
Y 秒〜最後:___(締めのショット)
[音声] セリフまたはナレーション + 環境音 + 音楽 + 効果音雰囲気ではなく、ものを書く
抽象的な言葉はモデルに推測させてしまいます。見えるものに置き換えましょう。
| こう書かずに | こう書く |
|---|---|
| 「高級感」 | 「サイド光が輪郭を縁取り、背景はぼけ、表面に細かいマットな粒子」 |
| 「レトロな雰囲気」 | 「黄ばんだ壁、角のすり減った家具、暖かい白熱灯の光」 |
| 「電話中は顔を見せない」 | 「横顔で電話をしている」 |
否定の指示は全体的に避けましょう。間違いが起きやすくなります。公式ガイドが書く価値があるとしているのは 2 つだけで、どちらもモデルが初期状態で付けがちなものです:字幕なしと BGM なし。
Kling 4.0 が得意なカメラワーク
動きの種類と、何を追うかを書きます。
- 寄り・引き ——「手紙を読む彼女の顔に、ゆっくり寄っていく」
- 追従 ——「自転車の人の横を、車輪の高さでカメラが追う」
- 回り込み ——「ダンサーを中心に保ったまま、カメラが一周する」
- 手持ち ——「手持ちで自然にわずかに揺れながら、人混みを抜ける二人を追う」
- ワンテイク ——「1 カットの長回し、カットなし、アングル変更なし」
Kling 4.0 は初期設定でマルチショットで、長めのプロンプトは自動で複数のショットに分けられます。ワンテイクにしたいなら、最後の例のようにはっきり書きましょう。
音とセリフ
Kling 4.0 の動画にはすべて 2 チャンネルのステレオ音声が付きます。音はプロンプトの独立したパートとして書きます。
- セリフはかぎかっこに入れ、話してほしい言語で書く。 Kling 4.0 は中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、ヒンディー語などに対応しています。
- 誰が、どう話すか。 年齢、声の質、話す速さ、感情:「30 代の女性、温かく落ち着いた声で、少し楽しそうに」。
- 環境音と効果音。 「窓に当たる雨、遠くの車の音、やかんのスイッチが切れるカチッという音。」
- 音楽の有無。 「セリフの下に静かなピアノ」、または「BGM なし」。
例:
バリスタがカウンター越しに身を乗り出して微笑み、日本語で気さくに言う:
「いつものですか?今日はサービスです。」手持ちのミディアムショット、朝の窓の光。
カフェの環境音、カップの触れ合う音、BGM なし。ファイルを参照する:@Image1、@Video1、@Audio1
参考素材モードでは、アップロードしたファイルに順番に番号が付きます:@Image1、@Image2、@Video1、@Audio1。プロンプト欄で @ を打てば挿入できます。そして、ファイルごとに役割を与えましょう。役割がないとモデルが用途を推測するため、結果が読みにくくなります。
@Image1 は場面。レイアウト、家具、光をそのまま保つ。
@Image2 は主人公の女性。顔立ち、髪型、服をそのまま保つ。
カメラの動きとテンポは @Video1 に合わせる。
彼女は窓まで歩き、立ち止まって振り返る。@Audio1 の声で:「もう来ないと思ってた。」このサイトで使えるもの:
- 画像(10 枚まで):キャラクター、商品、場面、スタイル、絵コンテ。
- 動画クリップ(5 本まで、1 本 3〜30 秒、合計 30 秒):動き、カメラワーク、テンポ。
- 音声(5〜30 秒のクリップを 3 本まで):話し手の声。音声には画像かクリップが少なくとも 1 つ必要です。音楽や効果音はアップロードできないので、文章で書いてください。
参考素材から 1 つの要素だけを取りたいときは、取らないものも書きます:「@Video1 からはカメラの動きだけを使い、色味や人物は使わない。」
最初と最後のフレーム
画像モードではフレームそのものをアップロードするので、プロンプトには何が起きるかだけを書けば十分です。最初のフレームは必須、最後のフレームは任意です。
金床の上で鉄の棒が熱され、叩かれ、剣の形になっていく。打つたびに火花が散り、
最後はテーブルに置かれた完成した剣で終わる。横からの 1 カットの追従ショット。
槌の音、炉の音、音楽なし。動画の形は最初の画像に合わせます。Kling 自身のアプリではタイムラインの途中にもキーフレームを置けますが、このサイトは最初と最後のフレームです。
30 秒動画のテンポ
Kling 4.0 は 1 回で 3〜30 秒を生成します。長い動画に必要なのは区切りで、同じ一瞬をより長く描写することではありません。公式も、30 秒をいくつかのストーリーの節目に分けることを勧めています。
0〜5 秒:夜明けの静かな港の引きの画、漁船が着岸して綱を結ぶ。
5〜12 秒:ミディアムショット、年配の漁師が木箱を桟橋に上げる。
12〜22 秒:孫娘が画面左から走ってきて手伝い、二人で笑う。
22〜30 秒:カメラがゆっくり引いて港を見渡し、山の上に朝日が昇る。
音:カモメ、きしむロープ、波。彼女が日本語で叫ぶ:「おじいちゃん、わたしがやる!」
22 秒から静かなギター。コツ:
- 1 区切りに主な動きは 1 つ。 30 秒なら 3〜4 区切りがちょうどいい長さです。
- 順番が大事なときはだいたいの秒数を書く(「6 秒で彼女が振り向く」)。
- 短く試してから長く。 まず 5 秒・720P でアイデアを試し、全尺を 1080P で生成します。料金は秒単位なので、試作は安く済みます。
画面の中の文字
Kling 4.0 は読める文字、ロゴ、絵文字を描けます。正確な文言をかぎかっこに入れ、場所も書きましょう:「ドアの上の看板には赤いネオンで『24 時間営業』」。
チェックリスト
- 誰が、何を、どこで——を一文で。
- カメラの動きを 1 つ、名前で。
- 光を、見えるとおりに。
- 音:かぎかっこのセリフ、環境音、音楽または「BGM なし」。
- 参考素材なら:@Image1、@Video1、@Audio1 それぞれに役割を。
- 長い動画なら:だいたいの秒数つきの区切り。
このサイトのプロンプト欄は 5,000 文字まで入り、十分な長さです。良いプロンプトの多くは数行で収まります。ジェネレーターを開いて、上の例を試してみてください。
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